株式会社 日影茶屋

INITIATIVE 私たちの取り組み

資源の再生利用

日影茶屋グループでは、2010年よりバイオ菌で生ごみを分解する機械『マジックバイオくん』を導入し、資源の再生利用に取り組んでおります。

BIO VEGGIE LOOP

この取り組みにより、日影茶屋グループでは月間約600キロの生ゴミを再生利用し、約60キロのたい肥を生成、約540キロの生ゴミを削減しています。

この堆肥は自社農園や三浦半島の農家に渡り、美味しい野菜となって私たちのキッチンに戻ります。

三浦半島の自然豊かな環境を後世に繋ぐため、日影茶屋グループでは今後も循環型社会の形成に貢献してまいります。

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再生の仕組み

再生の仕組み

生ゴミを焼却すると、1キロで840グラムのCO2を排出します。一方、マジックバイオくんで分解した場合に発生するCO2はわずか16.6グラム。1キロあたり823.4グラムのCO2削減になります。この方法で50kgのごみを処理した場合、1日で杉の木を3本植樹するのと同じ効果が得られます。

自然界において、木々から落ちた葉は土壌に生息する微生物に分解され、他の植物の栄養素として生まれ変わります。マジックバイオくんはこの仕組みを利用して作られました。投入した有機物である生ごみは、バイオ菌により発酵分解され、水分は蒸発します。そして残ったミネラル(カルシウム等)は、さらさらとした堆肥となって残ります。堆肥以外に発生するのは、大気中に還元できる水蒸気と炭酸ガスのみ。環境に優しく、安全な処理方法です。

地域生産者とのつながり

私たちは地域の生産者の方とのつながりを大切にしております。

定期的に産地へ訪問し、生産者の方とお話しする中で、食材に対するこだわりや思い、これまでのご苦労を伺うことがあります。そんな背景にあるストーリーを、料理を通してお客様へ伝えることが私たちの使命だと考えております。

海と山に囲まれた三浦半島には、美味しい食材が溢れています。葉山でしか味わえない、新鮮な素材そのものの良さを活かしたCHAYAらしい一皿をご堪能ください。

  • 葉山 石井ファーム
    葉山石井ファーム
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  • 横須賀 嘉山農園
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  • 日本酒 田遊び
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葉山 石井ファーム

日本料理 日影茶屋、日影茶屋仕出し部、レストラン ラ・マーレでは、葉山町の石井ファームの『葉山牛』およびオリジナルブランド『葉山石井牛』を使用しております。

石井ファームは2017年に神奈川県で初めて農場HACCPを取得、厳しい衛生管理の下で牛を長期飼育しています。こだわりは多岐にわたり、鼻輪を付けないなどのアニマルウェルフェアへの配慮や、エコフィードをブレンドした独自飼料の開発も行っています。
ストレスのない環境で時間をかけて丁寧に育てられた葉山牛は、上質な脂と旨味をもつ美しい霜降肉に仕上がります。
一方、葉山石井牛はテーブルミートにも適したさっぱりとした肉質と強い旨味が特徴です。

葉山を代表する食材『葉山牛』と『葉山石井牛』を、ぜひ当店でご堪能ください。

横須賀 嘉山農園

日影茶屋 菓子舗の冬季限定生菓子『いちご大福』には、横須賀市嘉山農園の完熟いちごを使用しております。
嘉山農園では農薬を極力使用せず、いちごを育てています。農園内ではみちばちが飛び交い、いちごの受粉を行います。たっぷりの栄養と日光を与えられたいちごは、コクのある甘味と爽やかな酸味があり、口に入れると芳醇な香りが広がります。

日影茶屋の白餡、そして柔らかい餅生地との相性は抜群です。ぜひご賞味くださいませ。

日本酒 田遊び

葉山の原風景を残す上山口には、今では少なくなった棚田が存在します。
ここでとれたお米はかつて御用邸に献上されていたこともあり、葉山の歴史を見守ってきた田園はこれからも残していきたい財産だと考えております。
昨今の課題でもある後継者不足によって管理が難しくなった農家の棚田を借り、有志で集まった地元の方々が毎年田植えの活動を続けております。
収穫されるお米の量は少ないものの、田植えを通して地域のつながりが生まれる大切な活動となっております。

当社もその活動に参加し、日本の原風景を後世に繋いでいければと考えております。畑で採れたお米は活動に参加する方々に配られますが、一部は毎年日本酒「田遊び」に生まれ変わり日影茶屋でも提供しております。

環境問題への取り組み